妊娠超初期症状で腹痛
妊娠超初期症状で腹痛があります。症状が出る時期としては、妊娠3週ごろからと言われていますから、生理予定日の数日前からと言うことになります。
これ以前からの腹痛は、妊娠によるものではないかもしれません。痛みに出血を伴っている場合には、すぐに産婦人科を受診して診察を受けるようにしましょう。
妊娠超初期に腹痛が起こる原因
妊娠超初期に腹痛が起こる原因としてホルモンバランスの変化があります。妊娠するとhCGと呼ばれるホルモンが初めて分泌されたり、エストロゲンとプロゲステロンといった妊娠に関連するホルモンのバランスが大きく変化します。
このホルモンバランスの変化が胃腸に影響して便秘や下痢になって腹痛を起こします。
また、妊娠の症状として生理痛のような鈍痛、左右の下腹部がチクチク痛いなど、子宮や卵巣の変化が腹痛の原因になることもあります。
しかし、妊娠超初期とは、妊娠0週から3週のことなので、この時期に腹痛があるときは、他の病気を疑ったほうがいい場合もあります。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、妊娠以外の腹痛の原因などについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠以外の腹痛の原因
妊娠超初期の腹痛は、妊娠以外の病気の可能性があります。
■痛む部位別で腹痛の原因
●みぞおちが痛い
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、アニサキス症、胃がん、胃肉腫
●右の上の方が痛い
肝炎、肝がん、肝膿瘍、肝嚢胞、胆石症、十二指腸潰瘍
●左の上の方が痛い
急性膵炎、慢性膵炎、膵がん
●へそのあたりが痛い
腹部大動脈瘤、虫垂炎、腸閉塞
●左右の横腹が痛い
尿管結石、腎臓の病気
●左右の下腹部痛
卵巣腫瘍、虫垂炎、潰瘍性大腸炎、尿管結石
●下腹部が痛い
急性膀胱炎、慢性膀胱炎、子宮付属器炎、子宮体がん、子宮外妊娠(異所性妊娠)
このように、痛みが発生する部位によって違う病気の可能性があります。
いつもと違う痛みを感じたら、すぐに産婦人科で診察を受けるようにしてください。
この時期は妊娠検査薬も反応しない
妊娠かどうかを知るには、妊娠検査薬を使うのが確実ですが、妊娠超初期に検査薬を使っても正しい判定結果が出ません。
妊娠検査薬を使うときは、使用説明書にある検査日(生理予定日または生理予定日1週間後)に使用するようにしましょう。
妊娠超初期症状で腹痛が起こることもありますが、他の病気でも腹痛を起こすことがあります。腹痛が治まらないときは、すぐに産婦人科を受診して原因を調べてもらいましょう。
この他、妊娠超初期については妊娠超初期で、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることで紹介しています。
妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点でまとめました。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで解説しています。
妊娠超初期の症状である睡眠については、妊娠超初期に眠れないで詳しく説明しました。読んでみてください。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。