妊娠超初期の基礎体温
妊娠超初期の基礎体温は、ちょうど高温期の体温ぐらいを維持します。初期症状として微熱を感じるのはこのためです。
とは言っても、高温期で体温が上がるのは0.3~0.5℃ぐらいです。38℃以上など高熱になると、風邪やインフルエンザウイルスに感染している可能性もあるので、産婦人科連絡してから受診するようにしましょう。
■高熱で産婦人科受診時の注意!
38℃以上の高熱や関節の痛みなどは、インフルエンザウイルスに感染している症状かもしれません。
高熱で産婦人科を受診するときに注意したいのが、「連絡してから受診すること」です。
産婦人科へ連絡しないで受診すると、他の妊婦さんに感染してしまう危険性があります。必ず、産婦人科へ電話してから受診するようにしてください。
受診する際は、マスクを着用するなど感染防止へ徹底した配慮が必要になります。
最近では、妊婦さんでもタミフルなど抗インフルエンザ薬を使用することがあります。安全性など不安を感じたら、産婦人科医に相談するようにしましょう。
妊娠超初期の基礎体温が高い理由
妊娠超初期と呼ばれる妊娠3週ごろまでは、基礎体温の高温期が続くことになります。
高温期が続き、体温が高く維持される理由として黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されることにあります。黄体ホルモンの作用で体温が高いまま維持されます。
妊娠していなければ、黄体ホルモンが減少して通常の体温に戻っていくことになります。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、基礎体温表から分かる病気などを詳しく紹介します。まだまだ続きます。
基礎体温表から分かる病気
基礎体温表からは、様々な病気のサインを見分けることができます。基礎体温表がジグザグやガタガタなど正常な二相線になってないないなら産婦人科受診してみるといいでしょう。
婦人科の病気があると、赤ちゃんができない不妊の原因になるので早めに治療することが大切です。
■基礎体温表から分かる病気
大きく分けて4つのパターンがあります。
・低温期のまま。
・生理後も高温期が続く。
・高温期が短い。
・高温期に山が二つ。
このようなパターンがあります。
●低温期のまま。
体温が低温期のままで、ずっと続くようであれば無排卵月経の可能性があります。無排卵月経とは、生理が来ても排卵が起こらない疾患で不妊の原因になっています。
●生理後も高温期が続く。
生理後も高温期が続いて妊娠していない場合は、子宮内膜症の疑いがあります。
●高温期が短い。山が二つ。
高温が短かったり途中で体温が下がって山が二つある場合には、エストロゲンとプロゲステロンといったホルモンがうまく機能していないことが考えられます。
基礎体温は、きれいに二相に分かれてるのが理想です。2相に分かれてないなら一度産婦人科を受診して原因を調べることをおすすめします。
妊娠超初期の基礎体温は、高温期が持続しています。おおよそ2週間ぐらい続くと妊娠の可能性があります。妊娠検査薬で検査してみてください。
結果が陽性なら、すぐに産婦人科を受診して正常な妊娠を確かめましょう。
この他、妊娠超初期については妊娠超初期で、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることで紹介しています。
妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点でまとめました。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで解説しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。