超妊娠初期症状
超妊娠初期症状は、妊娠超初期の終わりごろ、おおよそ妊娠3週ごろから出始めるのが一般的です。症状は、全ての妊婦さんに出るわけではなく全く感じない人も約2~3割ぐらいいます。
基礎体温の高温期が2週間以上続くと妊娠している可能性があります。生理予定日まで待って妊娠検査薬を使って妊娠しているか検査してみましょう。
妊娠判定が陽性なら、すぐに産婦人科を受診して正常な妊娠か確定診断してもらいます。
超妊娠初期症状で下腹部痛や腰痛も
超妊娠初期の症状で、下腹部痛や腰痛を感じる人がいます。この他にも頭痛や風邪に似た症状、微熱やだるさを感じる人もいるようです。
下腹部痛や腰痛の症状が出る原因として、妊娠による影響があります。妊娠によって卵巣が腫れたり、受精卵が着床して胎盤を形成するときに下腹部痛を起こすことがあります。
腰痛は、黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用によって関節が緩んで痛みとして出てくると考えられています。
頭痛や風邪に似た症状の原因は、体内のホルモンの変化が影響しています。
通常は、高温期に黄体ホルモン(プロゲステロン)が多く分泌されて体温が高い状態が持続します。生理が終わるとホルモンが減少して平熱に戻ります。
妊娠すると、高温期の状態が持続されるため高温期の体温が続くことになります。これに加えて、妊娠すると初めて分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)やエストロゲンなどとのバランスが崩れて体調に変化が現れます。
これが影響して、頭痛や風邪に似た症状が出ると考えられています。
どちらも妊娠の兆候として知られている症状ですが、普段の生理前の症状と変わらないため妊娠に気が付かない人も多いようです。この他、妊娠超初期の症状である咳については、妊娠超初期の咳で詳しく解説しました。読んでみてください。
あとから考えると、超妊娠初期症状だったと感じる人が大半です。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
超妊娠初期症状を感じない人がいる?について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
超妊娠初期症状を感じない人がいる?
日本産婦人科学会の資料によると、妊婦さん全体の2~3割ぐらいが妊娠初期の症状を感じていないとされています。
しかし、実際には妊娠の初期症状が出ているのに妊娠の兆候として感じていないことがあるようです。
■初期症状と思われていないもの
・熱っぽい症状。
・強い眠気や全身のだるさ。
このような症状も超妊娠初期の症状として知られています。症状が軽いと、それが妊娠の兆候と感じていなかったということかもしれません。
超妊娠初期症状は、この他にも
・胸の痛み、張り。
・左右の下腹部痛。
・股関節痛。
・太ももの裏の痛み。
・肌荒れやニキビ。
こんな症状があります。
これらの症状だけで、妊娠したかどうかは分かりません。確実に妊娠を判断するには、妊娠検査薬を使って判定することです。
早く妊娠を知りたいために、妊娠検査薬をフライング使用する人もいますが、正確な判定ができないので止めておきましょう。
超妊娠初期症状は、生理前の症状とほとんど同じです。症状だけで判断せずに検査薬を使って判定したほうが確実です。
陽性反応が出たら、すぐに産婦人科を受診して、子宮外妊娠(異所性妊娠)や胞状奇胎など異常な妊娠でないことを確かめましょう。
この他、妊娠超初期については妊娠超初期で、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることでまとめました。
妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点で紹介しています。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで解説しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。