着床で下腹部痛?
着床で下腹部痛を感じたという体験談があります。基礎体温でいう高温期の7日目ぐらいのころにチクチクした下腹部痛、生理痛のような鈍痛、下腹部の激痛など痛みの症状を感じているようです。
また、体外受精などARTを行って子宮内膜に受精卵を戻したときに同様な症状を感じる人もいます。
しかし、医学的には着床痛があること自体考えにくいとされています。受精卵が着床することで出血を起こすことがありますが、着床が原因となって痛みを発生させることはないとされます。
痛みの原因が、子宮なのか卵巣なのか腸にあるのか分からないためです。この時期の痛みは便秘や婦人科疾患でも起こる可能性もあります。
痛みが周期的にある、持続する、出血を伴っているときは、稽留流産の可能性もあります。急いで産婦人科を受診して原因を調べるようにしましょう。
着床痛で腰痛
着床痛で腰痛を感じたという人もいます。着床痛の存在自体が医学的に根拠がないため、着床痛による腰痛はないと考えられます。
しかし、腰痛は妊娠の初期症状の一つなので、妊娠の可能性がある場合には、生理予定日まで待って妊娠検査薬を使って妊娠しているか調べるようにしましょう。
妊娠判定が陽性なら、すぐに産婦人科を受診して正常な妊娠かどうか確かめることが大切です。
ここで放置すると、ママやお腹の赤ちゃんに重大な影響を及ぼすことがあるので、早く正常な妊娠である確定診断をしてもらう必要があります。
すぐに産婦人科を受診するようにしてください。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、妊娠しやすい体作りを紹介します。まだまだ続きます。
着床しやすい体作り
着床しやすい体とは、
・全身の代謝が良い。
・生理が順調に来ていている。
・栄養のバランスに気をつけている。
・ストレスを上手に解消できている。
このように、健康でストレスのない生活を送れるような体作りを目指していきます。
●全身の代謝が良い。
全身の代謝が良く、子宮や下腹部、下半身に十分な酸素と栄養を送ることができる体が着床しやすい体です。
日頃から、運動不足や体を動かすのが面倒人は代謝が良くないことが多いです。軽い運動でも代謝は上がるので、無理のない運動から始めるようにするといいでしょう。
●生理が順調に来ていている。
生理不順や不正出血があると、着床しにくい体になってしまいます。まずは、基礎体温を測って記録することが大切です。
生理が定期的に来ない場合には、何かしら原因がる可能性があります。まずは、病気を治療してから妊活を行うようにしましょう。
●栄養のバランスに気をつけている。
偏った食事を続けていると、栄養不足になって体調面に影響を及ぼすことがあります。できるだけ多くの食品を食べるようにして栄養のバランスを考えた食事になるようにしましょう。
●ストレスを上手に解消できている。
ストレスを溜め込むと、妊娠しにくい体質になるといわれています。ストレスを上手に解消して体調を良くすることを考えましょう。
上記のようなことを行って、着床しやすい体を目指しましょう。
本来なら、着床で下腹部痛が出ることは医学的に考えにくいです。症状が続くなら他の婦人科疾患かもしれないので、産婦人科を受診して原因を調べるようにしてください。
この他、着床後の症状については着床後の症状で詳細にまとめています。
妊娠超初期については妊娠超初期で、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることで詳しく紹介しています。
妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点でまとめました。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで解説しています。
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