妊娠した時の症状
妊娠した時の症状は、通常の生理前の症状とよく似ています。症状の出方や出現する時期が変わらないため、自分が妊娠していることに気が付いていない人も多いです。
妊娠したか確かめたいときは、妊娠検査薬を使うのが確実です。最近では、生理予定日当日から使える妊娠検査薬もあります。
生理予定日または生理予定日1週間後まで待って検査で陽性が出るか確かめてみましょう。
妊娠時の症状
妊娠前の具体的な症状として、
・頭痛やイライラ。
・微熱やのぼせ。
・喉の痛み、鼻水。
・風邪に似た症状。
・生理のような腹痛。
・腰痛。
・下痢や便秘。
・眠気やだるさ。
このような症状を感じることが多いです。でも、生理前の症状とほぼ同じです。この他、妊娠超初期の症状である口内炎については、妊娠超初期の口内炎で詳しく説明しました。読んでみてください。
症状が起こる原因
頭痛や腹痛、風邪に似た症状が出る原因として、体内のホルモンが急激に変化することが原因だと言われます。
妊娠すると、初めて分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンやエストロゲンとプロゲステロンといった女性ホルモンが増加するため、様々な症状が出てくると考えられています。
つわりが出現するのも、このホルモンバランスの変化が原因とする説が有力ですが、よく分かっていません。
このような症状が出ているだけで、妊娠しているか判断するのは困難です。
この次は、妊娠した時の症状と出血の関係について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠した時の症状と出血
妊娠したときに出る症状と出血が同時に起こったときは注意が必要です。
妊娠初期に出血を起こす原因として
・着床時出血
・稽留流産
があります。どちらも妊娠時に起こる症状として知られています。
●着床時出血
受精卵が着床する妊娠3週ごろ、生理予定日数日前に出血を起こすことがあります。出血量も、極少量から生理2日目ぐらいと個人差が大きいようです。
日本産婦人科学会では、着床時出血ではなく月経様出血と表現しています。
生理予定日付近で、出血があるので生理が来たと勘違いする人も多いです。妊婦さん全員に着床時出血が起こるわけではありません。
全く症状が出ない妊婦さんもいます。
●稽留流産
稽留流産のときは、腹痛と出血が同時に起こることが多いです。強い痛みや腹痛が周期的に出る場合は、稽留流産の可能性があるのですぐに産婦人科を受診して診察を受けるようにしてください。
稽留流産でも、全く症状を感じない妊婦さんもいるので、何か異常を感じたら産婦人科で診察を受けるようにしましょう。
頭痛や腹痛、下痢といった妊娠した時の症状を感じても、それがあるからといって絶対妊娠しているとは限りません。
いつもより胸が強く張ったり下腹部痛がするときも同様です。妊娠を確かめるには、妊娠検査薬を使うのが確実です。フライング使用はせずに、きちんと検査日まで待って使うようにしましょう。
この他、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることで、妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点で詳しく紹介しました。読んでみてください。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいでまとめています。
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