妊娠初期の薬、カロナールやジスロマック、クラリスロマイシンは飲んでいいの?

妊娠初期の薬

妊娠初期の薬

「妊娠と気が付かずに薬を飲んでしまった」

「持病で長期間薬を飲んでいるけど大丈夫かな?」

妊娠初期に薬を飲んで、不安になっている人も多いようです。特に妊娠初期といわれる妊娠15週ぐらいまでの時期は、赤ちゃんの重要な器官が形成される時期なので、薬を飲むのを慎重になる必要があります。

今飲んでる薬が、どんな薬か、どれぐらいの期間でいつ頃飲んだのかを把握して、産婦人科の医師に相談するようにしてください。

妊娠初期の薬が影響する時期

妊娠初期の薬が影響する時期

妊娠中を通して、常に薬剤の影響はありますが、特に妊娠初期に薬に対する影響が大きくなる時期があります。

妊娠4週未満(妊娠超初期)
この時期は、妊娠超初期と呼ばれる時期です。この期間では、まだ赤ちゃんの器官形成は始まっておらず、薬が赤ちゃんに影響を与えることはないとされます。

参考:妊婦の薬物服用

この時期は、all or noneの法則が適用されます。薬の影響がないというわけではなく、影響があっても着床できないか、正常な状態まで回復すると考えられています。

妊娠4~15週未満(妊娠初期)
この時期が、赤ちゃんの重要な器官を形成される時期で最も注意しなければならない時期です。この中でも、3つの期間に分けられています。

妊娠4~7週(絶対過敏期)
特に薬の影響が大きくなる時期です。この時期の薬の投与は慎重に行われます。

妊娠8~11週(相対過敏期)
赤ちゃんの重要な器官の形成はほぼ終わっていますが、まだ分化している時期です。

妊娠12~15週(比較過敏期)
この時期までは、他の期間と比べて薬の影響が大きいとされます。

この後の中期~後期にかけては、赤ちゃんの異常の心配は少なくなりますが、赤ちゃんの発育や環境に影響が出る胎児毒性が心配になります。

解熱剤や消炎剤のボルタレンやインドメタシンなどは、妊娠後期に投与が禁止されています。最近では、薬局で買える湿布などに入っているので注意してください。

妊婦さんに比較的安全とされる薬は、カロナールやジスロマック、セフゾン、クラリスロマイシン

妊婦さんに比較的安全とされる薬は、カロナールやジスロマック、セフゾン、クラリスロマイシン

妊婦さんに比較的安全とされる薬として、解熱鎮痛薬としてカロナール(アセトアミノフェン)、ペニシリン系(パセトシン、ペングット)、セフェム系(セフゾン、フロモックス)、マクロライド系(クラリスロマイシン、ジスロマック)などの抗生物質、があります。

ここで挙げている薬剤や成分はほんの一例にすぎません。ここにないからと言って安全に服用できるわけでもありません。

自己判断で薬を飲むようなことはせずに、必ず担当の産婦人科の医師に確認してから服用するようにしてください。

この次は、妊婦さんへ影響がある薬と成分を具体的に紹介します。

妊婦さんへ影響がある薬

妊婦さんへ影響がある薬

妊婦さんには、投与をさけるべき薬があります。

妊娠中に投与を避けるべき薬
抗菌剤(抗生物質)
クラビット、バクタ、ダイフェン、バクシダール、ストバニール、キサフロール、ノルフロキサシン、バフロキサール、塩酸ミノサイクリン、アクロマイシンV、レダマイシン、ビブラマイシン、ミノマイシン、ミノペンミノトーワ、ホスミシン、ハロスミン、ホスマイ、ホスホミンドライシロップ、ジェニナック、
スオード、サラゾピリン、サラゾピリン坐剤 、アザルフィジンEN、スラマ、ラノフェン、サフィルジンENなど。

解熱鎮痛薬(NSAIDs)
ボルタレン、ボルタレンSR、ナボールSR、ダイスパスSR、アデフロニック、アデフロニックL、インドメタシン、ランツジールコーワインフリー、インフリーS、ミリダシン、インテバンSP、ロキソニンイブプロフェン、サブヘロン、ランデールンブルフェン、アルボ、モービックバキソ、ロルカム、パルパシン、ピオパール、アンピローム、セレコックス、ポンタール、オパイリン、バファメリチンM 、マイカサール 、メフェナム酸 、ワンメデーシロップなど。

降圧薬(高血圧治療薬)
エースコール、アポプリール、カトナプロン、カプシール、カプトルナ、タナトリル、オルメテック、ニューロタン、ブロプレス、ディオバン、ミカルディス プレミネント配合錠、ミカルディス、カルブロック、サリペックス、サリペックスLA、コポネント、ペルジピン、ペルジピンLAなど。

抗凝固薬
ワーファリン、アレファリン、ワルファリンK、ワルファリンカリウム、ワーリンなど。

角化症治療薬
チガソンなど。

抗てんかん薬
フェニトイン、アクセノン末 、アレビアチン 、ヒダントール 、ヒダントールF配合錠、ヒダントールD配合錠 、ヒダントールE配合錠、デパケン、ハイセレニン、バレリン、バルプロ酸ナトリウム、エピレナート、サノテン、テグレトール、テレスミン レキシン カルバマゼピンなど。

抗ウイルス薬・肝臓障害用薬
リバビリン、レベトール、コペガス

※ここに上げている薬剤や成分は一例です。ジェネリック薬品やその他の成分、薬剤もあります。妊婦さんが服用するときは、必ず産婦人科の医師と相談するようにしてください。

参考: 愛知県薬剤師会 妊婦・授乳婦医薬品適正使用推進研究班

日本産婦人科医会先天異常委員会委員

神奈川県立こども医療センター周産期医療部産婦人科部長

山中 美智子先生によると

この他にも、

抗菌薬・抗ウイルス剤
キニーネ
抗高脂血症薬
・プラバスタチン,シンバスタチンなど
抗ガン剤
睡眠薬
フルラゼパム,トリアゾラムなど
抗潰瘍薬
ミソプロストール
ホルモン剤
ダナゾール,女性ホルモン
ワクチン類
麻疹ワクチン,おたふくかぜワクチン,風疹ワクチンなど
その他
エルゴメトリン,ビタミンAなど

このような薬剤は、是非とも避けたい薬剤として挙げられています。

また、慎重に使いたい主な薬剤として

抗菌薬・抗ウイルス剤
アミノグリコシド系,テトラサイクリン系
抗うつ剤
イミプラミンなど
非ステロイド抗炎症薬
・アセトアミノフェン以外の抗炎症薬
・向精神薬
・リチウム
・利尿剤

などがあります。

参考:妊婦の薬物服用

妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!

妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!

妊娠初期のママに知ってほしいことがあります。

妊娠初期は、赤ちゃんの脳や脊髄、肺や心臓といった重要な器官が作られる時期です。

この時期に、重要な栄養素である葉酸が不足すると、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなることが明らかになっています。

これは、世界的な疫学的調査で判明していることで、日本でも2002年に厚生労働省が葉酸を積極的に摂取するように通知を出しています。

葉酸は、日頃の食事でも摂取できますが・・・
妊娠初期は葉酸が必要

葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように十分に気を付けてください。

詳しくは、下記ページで解説しています。読んでみてください。

妊娠初期に絶対必要な葉酸
妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。

葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。

失敗しない!葉酸サプリの選び方
失敗しない!葉酸サプリの選び方

妊娠初期の頭痛薬

妊娠初期の頭痛薬

妊娠初期に頭痛薬を飲むのはやめておきましょう。妊娠初期は薬や放射線に敏感になる時期です。どんな薬でも服用するときは慎重に検討しなければなりません。

妊娠初期は、薬に敏感になる時期を、絶対過敏期、相対過敏期、比較過敏期に分けています。特に注意しなければならない時期は絶対過敏期といわれる妊娠2ヶ月(4・5・6・7週)です。

この時期に薬を飲まないように注意しましょう。また、妊娠に気が付かすに飲んでしまったときは、産婦人科の医師へ相談するようにしましょう。

市販の頭痛薬は、ほとんど妊婦さんに投与が禁止されている成分が入っています。市販の頭痛薬を飲まないようにして、頭を冷やしたり暗い部屋でねるなど薬に頼らない頭痛改善を目指しましょう。

詳しくは下記のページで解説しています。

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妊娠初期の頭痛薬

妊娠初期の膀胱炎の薬

妊娠初期の膀胱炎の薬

妊娠初期の膀胱炎の薬は、妊婦さんに安全性の高い薬が処方されます。おしっこが近くなったり痛みがある、残尿感があるときは早めに産婦人科を受診するようにしましょう。

産婦人科以外の診療科を受診するときは、自分が妊娠していることをはっきり伝えるようにしましょう。

妊娠初期に膀胱炎になったときに処方される抗生物質は、セフェム系の抗生物質が投与されることが多いです。セフェム系の抗生物質は、妊婦さんへの安全性が高いとされています。

これ以外の抗生物質(抗菌薬)は、妊娠中に飲んではいけない薬があるので気をつけましょう。これ以外にも降圧剤や解熱剤などに妊婦への投与は禁忌になっているものがあるので注意しましょう。

詳しくは下記のページで説明しています。

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妊娠初期の膀胱炎の薬

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妊娠初期の注意点や気を付けることをまとめています。下記のページを読んでみてください。

妊娠初期の注意点

妊娠したい人におすすめの記事は下記のページで、詳しく紹介しています。おすすめです。

妊娠したい

妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。

妊娠初期は膀胱炎になりやすい?膀胱炎の薬、飲んではいけない抗生物質も!

妊娠初期の膀胱炎の薬

妊娠初期は膀胱炎になりやすい?

妊娠初期の膀胱炎の薬は、妊婦さんにも影響がないものが処方されます。産婦人科を受診すれば、妊婦に影響がない薬が処方されます。

膀胱炎は、治療しないと腎盂腎炎という病気に発展します。こうなると更に強い薬を使わないといけないので、症状の軽いうちに治療するようにしましょう。

薬の服用は自己判断せずに産婦人科医の指示に従うようにしてください。どうしても心配がある場合には、医師に相談してみてください。

妊娠初期は膀胱炎になりやすい?

妊娠初期の膀胱炎

妊婦さんは抵抗力も低下しているので、膀胱炎にかかりやすくなっています。

子宮が大きくなるにつれて、膀胱が圧迫されるようになり頻尿になります。また、溜まっている老廃物を出し切ることができず細菌が繁殖して膀胱炎になると言われます。

妊娠初期は、抵抗力も低下して感染症にかかりやすくなっています。おりものも増えてくるので、局部を清潔に保つように意識して生活しましょう。

膀胱炎は、放置すると重症化して治療に時間が掛かることになります。おしっこするときに痛みを感じたり残尿感がある、おしっこが近い(頻尿)がある場合には、早めに産婦人科を受診して治療するようにしましょう。

妊婦が膀胱炎の時に処方される薬

妊婦の膀胱炎の薬

多くの場合、妊娠初期に膀胱炎になったときに処方される薬は、セフェム系と呼ばれる抗生物質です。商品名はフロモックス、メイアクトなどがよく処方されます。

これには抗菌作用があって、膀胱炎を治療するときに使われる薬です。抗菌薬の中でも特に妊婦に対して安全性が高いとされています。

妊娠中に飲んではいけない抗生物質(抗菌薬)

妊娠中に飲んではいけない抗生物質(抗菌薬)

妊娠中に飲むと、胎児毒性があたり形態異常が出る恐れがある抗生物質があります。これらの抗生物質(抗菌薬)や解熱剤は妊婦に投与するのは禁忌となっています。

妊娠中は禁忌の薬
抗菌剤
・クラビット
・ジェニナック
・スオード
・サラゾピリン
・バクタ
・塩酸ミノサイクリンなど

解熱剤
・ボルタレン
・インデバン
・ロキソニン
・モービック
・セレコックス
・ポンタール

この他にも、降圧薬や抗凝固薬のワーファリンなどは禁忌となっています。

ココに挙げている薬の他にもジェネリック医薬品などで禁忌のものがあります。

妊娠中は自己判断で薬は飲んではいけません。必ず医師の指導の下に飲むようにしてください。

妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!

妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!

妊娠初期のママに知ってほしいことがあります。

それは、妊娠初期に大事な栄養素である葉酸が不足してしまうと、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなるということです。

これは、世界的な疫学的調査で判明したことで、日本でも2002年より厚生労働省が妊娠初期のママに対して葉酸を積極的に摂取するように勧告を出しています。

葉酸は日頃の食事でも摂取できますが・・・
妊娠初期は葉酸を摂取

葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。

詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。

妊娠初期に絶対必要な葉酸
妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。

葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。

失敗しない!葉酸サプリの選び方
失敗しない!葉酸サプリの選び方

この次は、妊娠初期に処方される膀胱炎の薬と妊娠中に使ってはいけない薬などについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。

膀胱炎には漢方も

膀胱炎には漢方

妊娠初期の膀胱炎治療に、漢方薬が処方されることもあります。主な漢方薬として「猪苓湯(ちょれいとう)」「五淋散(ごりんさん)」「竜胆しゃ肝湯(りゅうたんしゃかんとう)」「当帰芍薬酸(とうきしゃくやくさん)」などがあります。

漢方薬だからといって、副作用がないとは限りません。服用の際には医師の指導の下に服用するようにしてください。

膀胱炎は、放置しておくと慢性化して腎盂腎炎になってしまいます。おしっこしたときの痛みや残尿感があるときは早めに産婦人科を受診して治療を受けるようにしましょう。

妊婦さんはママ1人だけの体ではありません。お腹に赤ちゃんがいることを忘れずに体調を整えるようにしましょう。

この他、妊娠初期の薬の話は妊娠初期の薬で妊娠初期に気をつけることは妊娠初期の注意点で紹介しています。

妊娠したい人向けの話題は妊娠したいでまとめました。読んでみてください。

妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。

妊娠初期の頭痛薬、ノーシン、イブクイック、ナロンエース、ノーシンピュアは飲んでもいい?

妊娠初期の頭痛薬

妊娠初期の頭痛薬
妊娠初期に頭痛薬を飲むことは避けるようにしましょう。

妊娠初期は、特に薬に敏感な時期です。頭痛薬に限らず薬を飲むのを控えたほうがいいでしょう。

ノーシン、イブクイック、ナロンエース、ノーシンピュアなどの市販薬は、妊娠中に飲むのを避けたほうがいい成分が入っていることがあります。

自己判断で飲んだりしないで、必ず産婦人科で処方された薬を飲むようにしてください。

もし、妊娠したと知らずに飲んでしまった場合は、速やかに産婦人科の医師に相談するようにしてください。

ここからは、妊娠中は避けたい頭痛薬と成分を詳しく紹介します。

妊娠中は避けたい頭痛薬

妊娠中は避けたい頭痛薬

頭痛薬といっても、様々な成分があり効き方も違ってきます。ここでは、市販されてる頭痛薬を紹介していきます。

市販されてる頭痛薬一覧
ロキソプロフェンナトリウム
医療用から一般用でも販売されるようになった成分です。

商品名:ロキソニンS
1錠中 ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg(無水物として60mg)

・使用上の注意に「してはいけないこと」として「出産予定日12週以内の妊婦」と記載があります。

アスピリン(アセチルサリチル酸)
痛みや熱を抑える成分アスピリンが配合されている薬です。15歳未満は服用しないことと記載されています。

商品名:バファリンA
1錠中 アスピリン 330mg

・使用上の注意に「してはいけないこと」として「出産予定日12週以内の妊婦」と記載があります。

商品名:ケロリン
1包(800mg)中 アセチルサリチル酸 600mg

・使用上の注意に「してはいけないこと」として「出産予定日12週以内の妊婦」と記載があります。

アセトアミノフェン
アセトアミノフェンは、アスピリンを使うと副作用が出る人に鎮痛・解熱を目的として処方されることが多い成分です。

商品名:ノーシン
1包(690mg)中 アセトアミノフェン 300mg

・使用上の注意に「相談すること」として「妊婦又は妊娠していると思われる人」と記載があります。

商品名:タイレノール
1錠中 アセトアミノフェン 300mg

・使用上の注意に「相談すること」として「妊婦又は妊娠していると思われる人」と記載があります。

商品名:バファリン ルナ
アセトアミノフェン 65mg

・使用上の注意に「相談すること」として「妊婦又は妊娠していると思われる人」と記載があります。

商品名:セデスハイ
1錠中 アセトアミノフェン 125mg

・使用上の注意に「相談すること」として「妊婦又は妊娠していると思われる人」と記載があります。

商品名:ノーシン
アセトアミノフェン 300mg

・使用上の注意に「相談すること」として「妊婦又は妊娠していると思われる人」と記載があります。

イブプロフェン
頭痛薬に処方、または配合されることが多い成分です。15歳未満は服用しないことと記載されています。

商品名:イブクイック頭痛薬
2錠中 イブプロフェン 150mg

・使用上の注意に「してはいけないこと」として「出産予定日12週以内の妊婦」と記載があります。

商品名:ノーシンピュア
2錠(1回量)中 イブプロフェン 150mg

・使用上の注意に「相談すること」として「妊婦又は妊娠していると思われる人」と記載があります。

商品名:バファリン ルナ
イブプロフェン 65mg

・使用上の注意に「相談すること」として「妊婦又は妊娠していると思われる人」と記載があります。

商品名:ナロンエース
2錠中 イブプロフェン 144mg

・使用上の注意に「してはいけないこと」として「出産予定日12週以内の妊婦」と記載があります。

イソプロピルアンチピリン
解熱鎮痛効果の高い成分です。

商品名:セデスハイ
1錠中 イソプロピルアンチピリン 75mg

・使用上の注意に「相談すること」として「妊婦又は妊娠していると思われる人」と記載があります。

エテンザミド
頭痛・歯痛・生理痛などの発熱を抑える成分です。

商品名:ナロンエース
2錠中 エテンザミド 84mg

・使用上の注意に「してはいけないこと」として「出産予定日12週以内の妊婦」と記載があります。

商品名:ノーシン
1包(690mg)中 エテンザミド 120mg

・使用上の注意に「相談すること」として「妊婦又は妊娠していると思われる人」と記載があります。

※ここに掲載している正文や薬はほんの一例です。ジェネリックやその他の薬剤もたくさんあります。また、使用上の注意に「相談すること」と記載されているからといって妊婦さんの安全性が確立されているかどうか分かりません。

絶対に自己判断で薬は飲まないで、産婦人科医の医師に相談するようにしてください。

関連記事:
妊娠中の薬の服用

妊娠初期は薬に敏感

妊娠初期は薬に敏感

妊娠初期は、薬剤に特に敏感な時期です。妊娠が判明している場合には、この時期には、薬の服用を慎重に検討する必要があります。

妊娠初期といわれる妊娠4~15週(妊娠2~4ヶ月)には、特に敏感になります。

妊娠2ヶ月(4・5・6・7週)
赤ちゃんの外形や重要な臓器が作られる時期です。妊娠2ヶ月目となるこの時期が、最も薬に敏感になる時期で絶対過敏期と呼ばれています。

妊娠3ヶ月(8・9・10・11週)
この時期も重要な器官が形成されていきます。この時期は、相対過敏期と呼ばれます。

妊娠4ヶ月(12・13・14・15週)
この時期までに重要な器官の形成は終わっていますが分化が進んでいる状態です。比較過敏期と呼ばれます。赤ちゃんへの影響の心配は少なくなっていますが、無くなっているわけではありません。

妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!

妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!

妊娠初期のママに知ってほしいことがあります。

それは、妊娠初期(12週ごろまで)に重要な栄養素である葉酸が不足してしまうと、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなるということです。

このことは、世界的な疫学的調査で判明したことで、日本でも2002年より厚生労働省が妊娠初期の妊婦さんに積極的に摂取するように勧告を出しています。

葉酸は、日頃の食事でも摂取できますが、熱に弱く吸収率も悪い特徴があります。今の食生活では、妊婦さんに必要な量に不足しているのが現状です。

葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。

詳しくは、下記ーページで説明しています。読んでみてください。

妊娠初期に絶対必要な葉酸
妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。

葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。

失敗しない!葉酸サプリの選び方
失敗しない!葉酸サプリの選び方

この他、妊娠初期の薬の話は妊娠初期の薬で妊娠初期に気をつけることは妊娠初期の注意点でまとめています。

妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで詳しく紹介しています。読んでみてください。

妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。

妊娠初期に便秘薬は大丈夫?

妊娠初期の便秘薬

妊娠初期の便秘薬は、自分の判断で飲まないようにしてください。

市販の便秘薬の中には、妊娠中に飲まないほうがいい成分が入っていることがあります。

便秘で薬を飲みたいと思ったときは、必ず産婦人科医の医師に相談してから飲むようにしましょう。

妊娠中に飲まないほうがいい便秘薬

妊娠中に飲まないほうがいい便秘薬

妊娠中に飲まないほうがいい便秘薬の成分があります。漢方の成分で「センナ」「大黄」などの成分が入った便秘薬です。

これらの成分はアントラキノン系便秘薬と呼ばれるもので、一般的に市販の便秘薬に入っていることが多いものです。「センナ」「大黄」は、腸を強制的に動かす作用があり子宮収縮を起こす作用があると言われています。

これらの成分が入った便秘薬(下剤)は飲まないようにしてください。

妊娠中の便秘は産婦人科へ

妊娠初期には、ホルモンバランスの影響などで腸の動きが悪くなり便秘が起こりやすいと言われています。便秘で産婦人科に?と思う人も多いですが、産婦人科的には一般的な症状なので大丈夫です。

きちんと診察を受けて、妊娠中に処方しても問題のない便秘薬を出してもらいましょう。

妊娠中に処方される便秘薬

妊娠中に処方される主な便秘薬(下剤)として

・マグラックス
・アローゼン
・ラキソベロン
・テレミンソフト座薬

などがあります。

これらの便秘薬は、大腸の蠕動運動を促すもので穏やかに作用するのが特徴です。

妊娠中の便秘は恥ずかしいものではないので、産婦人科で下剤を処方してもらうようにしましょう。

この次は、妊娠中の便秘対策について詳しく紹介します。まだまだ続きます。

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妊娠中の便秘対策

妊娠中の便秘対策

妊娠中の便秘対策として

・十分な水分補給
・食物繊維の摂取
・下剤の活用

このような対策があります。

十分な水分補給
妊娠初期には、つわりもあるので十分な水分を補給できないことも多いです。できるだけ気をつけて水分を摂取するようにしましょう。

食物繊維の摂取
サツマイモやバナナなど、食物繊維の多い食品を積極的に食べるようにしましょう。レンジでチンすると温野菜になって食べやすくなります。

便秘には、わかめなどの水溶性食物繊維も摂取するようにしましょう。これだけでも随分と違ってきます。

下剤の活用
水分や食物繊維を補給しても便秘が続く場合は、無理をせずに産婦人科で便秘薬を出してもらうようにしましょう。

便秘は妊娠初期だけでなく、後期まで続くこともあります。無理をせずに産婦人科で処方してもらいましょう。

我慢しすぎると痔になることも

排便を我慢しすぎると、便が硬くなって痔になることがあります。出ないな?と思ったら早めに下剤を処方してもらうようにします。

妊娠中は、ホルモンやお腹の赤ちゃんの関係でどうしても便秘がちになります。食生活を改善したり、気分のいいときに軽い運動をするなど便秘対策を行いましょう。

この他、妊娠初期の薬の話題は妊娠初期の薬で妊娠初期に気をつけることは妊娠初期の注意点で詳しく紹介しています。

妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで詳しくまとめました。

妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。

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