高齢出産の妊娠初期の過ごし方

高齢出産の妊娠初期の過ごし方

高齢出産の場合は、25歳から34歳までの若い世代と比べて妊娠におけるリスクが高まることが知られています。

いつも以上に注意して妊娠生活を送るようにしましょう。

高齢出産の過ごし方

高齢出産の過ごし方

産婦人科的には35歳を過ぎると高齢となります。これ以上の妊婦さんは初産婦さんを含む妊婦さんのリスクが高まります。

高齢出産のリスク
・流産や早産のリスクが高くなる。
・妊娠高血圧症候群になる傾向がある。
・染色体異常の割合が多くなる。
・子宮口が固くなる。
・帝王切開になる率が高い。

このようなリスクが高まります。

流産や早産のリスクが高くなる。
年齢が高くなると、流産する確率が上がり、早産のリスクも増えるとされます。

厚生労働省の調査によると、40歳以上で生殖補助医療を受けている人で出産まで継続できた人は100人に2人でした。

不妊治療を受けている受けている人でこれぐらいの確率なので、自然妊娠で考えると、これより低い数値になると推測されます。

妊娠中の出血や腹痛は流産のサインであることも多いので、出血を確認したり腹痛を確認したら、すぐに産婦人科に連絡を取って指示を受けるようにしましょう。

妊娠高血圧症候群になる傾向がある。
年齢を重ねると、妊娠高血圧症候群になるリスクが増えるとされます。また、子宮筋腫など婦人科疾患などのリスクも高まるため出産のリスクが増加傾向にあります。

染色体異常の割合が多くなる。
高齢になると、卵子の老化などで未成熟の卵胞ができやすく染色体異常のリスクも高まります。

子宮口が固くなる。
子宮口が固くなると、難産になる傾向があります。

帝王切開になる率が高い。
35歳以上の初産婦さんは、軟産道強靱や微弱陣痛のリスクが高くなり難産になる傾向があります。

長時間のお産はママやお腹の赤ちゃんに影響を及ぼすことがあるため、帝王切開になる場合があります。

高齢出産には上記のようなリスクが多くなりますが、過度に心配する必要はありません。主治医の指示を守って快適な妊娠生活を送るようにしましょう。

この他、高齢出産全般については高齢出産で、妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで詳しく紹介しています。

妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。

出産年齢の平均は?

出産年齢の平均

出産年齢の平均は、年々高齢化が進んでいて、2013年には第一子の出産平均年齢が30.4歳となっています。

2011年に、出産年齢が初めて30歳を超えてきて、2012年に30.3歳と徐々に高齢化が進んでいます。

二人目、三人目の出産年齢は?

二人目、三人目の出産年齢は?

それでは、二人目、三人目の出産年齢はどのぐらいになっているのでしょうか?

人口動態調査によると、二人目では32.3歳、三人目では33.4歳となっています。

東京都と地方では出産年齢に差がある?

住んでいる地方によって、出産年齢も違ってきているようです。

例えば、東京都の出産年齢は32.2歳ですが、東北や九州になると、これより若い29歳ぐらいで出産しています。やはり都市部で年齢が高くなる傾向があるようですね。

出産年齢の平均

出産年齢の平均

出産年齢の平均が、年々高齢化しています。

厚生労働省の「平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、昭和50年に25.7歳だった平均出産年齢が、平成7年に27.5歳、平成20年には29.5歳と高齢化を続け、ついに平成23年に30歳を超えて30.1歳となりました。

出産年齢の平均の上昇と共に、高齢出産が増加していることになります。また、高齢化に伴って妊娠したいのにできない不妊症の割合も増加傾向にあります。

高齢出産は何歳

高齢出産は何歳?

医学的に高齢出産となる年齢は、35歳以上です。35歳を過ぎて出産すると色々なリスクが増大することが分かっています。

また、妊娠できる確率も33歳を過ぎるころから徐々に低下し始めて、35歳を過ぎると急激に低下していきます。妊娠したいと思ったら、30歳ぐらいから妊活を始めたほうがいいようです。

妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。

日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。

詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。

妊娠前・初期に絶対必要な葉酸
妊娠前、妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。

葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。

失敗しない!葉酸サプリの選び方
失敗しない!葉酸サプリの選び方


この次は、高齢出産のリスクなどについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。

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高齢出産のリスク

高齢出産のリスク

高齢出産に伴うリスクとして

・流産のリスクが増える。
・染色体異常の増加。
・妊娠高血圧症候群などのリスク。
・帝王切開になる割合が増加。
・子宮筋腫などが増加。

高齢出産になると、上記のようなリスクがあることが知られています。

流産のリスクが増える。
出産年齢の高齢化に伴って、流産する確率も増えてきます。

一般的に、自然流産する確率は約15%(6人に1人)ですが、35~39歳では20%、40歳以上では40%以上が流産になるとされます。

厚生労働省の調査によると、40歳以上で不妊治療を受け妊娠した人のうち100人に2人しか出産まで継続できないという報告があります。

つまり40歳以上では出産まで継続できる確率が2%ということになります。40歳になると出産まで至るのは大変困難な状況にあると言わざるおえません。

染色体異常の増加。
染色体異常の増加は、年齢が上がるごとに増加していくことが分かっています。

「産婦人科診療ガイドライン産科編2011」によると、25歳で1,352人に1人、35歳で356人に1人、40歳以上で40歳では97人に1人となります。

妊娠高血圧症候群などのリスク。
高齢になると、妊娠高血圧症候群などのリスクが増えることが分かっています。以前は妊娠中毒症と呼ばれていました。

高血圧、タンパク尿で診断されることが多いです。症状が出ると子癇と呼ばれる痙攣発作やHELLP症候群、常位胎盤早期剥離など重症化する恐れがあります。

医師の指導の下に適切な治療を行うようにしましょう。

帝王切開になる割合が増加。
子宮筋腫などの基礎疾患があったり高齢による血圧上昇や糖尿病からの事故を防ぐため帝王切開が選択されることが多くなります。

ママの体力不足や赤ちゃんに元気がないときも帝王切開が選択される場合があります。

子宮筋腫などが増加。
高齢になると、子宮筋腫や闘病病などのリスクが高くなります。これらの婦人科疾患や成人病は、出産に影響を及ぼすことがあります。

出産年齢の平均が上がっているということは、高齢出産が増えるということです。様々なリスクがあるのを十分に理解しながら出産を迎えるようにするのが大切です。

この他、高齢出産全般については高齢出産で、妊娠したい人向けの話題は妊娠したいにまとめています。

妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。

高齢出産で年齢が40代

高齢出産で年齢が40代

高齢出産で年齢が40代ということは、20代や30代前半の妊婦さんより色々なリスクが高くなります。リスクを最小限にして、心配を取り除きましょう。

最近の晩婚化で、初産年齢も上がってきています。35歳以上で初産という人も少なくありません。

一般的には、35歳以上で「高齢出産(高年出産)」と呼ばれるようになります。この年代になると、様々なリスクが増えてきます。なるべくリスクを抑えて出産できる準備をしていきましょう。

妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。

日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。

詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。

妊娠前・初期に絶対必要な葉酸
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40代で高齢出産するリスク

40代で高齢出産するリスク

40代で高齢出産するリスクとして

・妊娠高血圧症候群
・妊娠糖尿病
・早産
・子宮筋腫
・肥満
・高血圧、心疾患

高齢出産におけるリスクは、上記のようなことが考えられます。

次は、各原因の詳細とお産するときのリスクなどを紹介します。まだまだ続きます。

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高齢出産のリスク

高齢出産のリスク

妊娠高血圧症候群
妊娠によって、循環器系に大きな負荷が掛かり高血圧や尿タンパクがでる状態のことを妊娠高血圧症候群といいます。

一般的に、妊娠20週以降に発症して高血圧や尿タンパクが出るといった症状が出てきます。重症になると、脳出血や子癇といわれる痙攣発作を起こすことがある怖い病気です。

妊娠高血圧症候群は、肥満があったり、妊娠中に大きく体重増加があったり、初産婦の人がなりやすいと言われています。

妊娠高血圧症候群を予防するには

・毎日規則正しく生活する。
・塩分や糖分を控える。
・軽い運動をする。
・妊婦健診は忘れずに受ける。

上記のような対策が必要になってきます。

日頃から節度ある生活を心がけて予防していきましょう。

妊娠糖尿病
妊娠糖尿病は、妊娠によって膵臓から出ているホルモンのインスリンが不足する病気で血糖値が上がったままになります。

この病気は、妊娠していることが原因になるので、妊娠が終われば自然に治っていきます。妊娠糖尿病の人は、出産後も糖尿病になりやすいと言われるので注意が必要です。

妊娠糖尿病の場合

・巨大児が生まれる。
・妊娠高血圧症候群を併発。
・羊水過多。
・赤ちゃんの低血糖。

このようなリスクがあります。

妊娠糖尿病を予防するには、

・カロリーを取り過ぎない。
・適度な運動。
・脂や甘いものを控える。
・ストレスをためない。

このようなことに注意して予防していきましょう。

早産
高齢出産では、早産になるリスクも存在します。早産の前兆を見つけるためにも、定期的に妊婦健診を受けることが大切です。

子宮筋腫
子宮筋腫は、30~40代に多い病気です。子宮筋腫があっても、そのほとんどは経過観察となります。痛みが強いときには、鎮痛剤も使用されることがあります。

出産するときは、児頭回旋異常や微弱陣痛のリスクもあるため帝王切開になることもあります。

肥満
肥満になると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高くなります。産道の周りに脂肪がつくことによって狭くなったりといいことはないので、適正な体重になるようにしっかりと体重をコントロールしていきましょう。

高血圧、心疾患
高血圧や心疾患もリスク要因となります。医師の指導の下で適切な治療を受けるようにしてください。

出産時のリスク

高齢出産のリスクは、出産するときにもあります。

子宮口が固くなって赤ちゃんが出にくくなり軟産道強靱や脂肪がつくことによって産道が狭くなるなど、30代と比べてリスクが高くなります。

染色体異常の検査

赤ちゃんの染色体異常は、年齢を重ねるごとにリスクが高くなることが知られています。20代では0.1%ですが、40代になると1%にまで上昇します。

40代では、染色体異常が20代のころに比べて10倍のリスクがあるということです。

染色体異常を調べるには、羊水検査やクワトロ検査(母体血清マーカー試験)などがあります。羊水検査は、針をお腹に刺すので、1/200~1/300ぐらいで流産するリスクがあります。

クワトロ検査(母体血清マーカー試験)は、母胎の血液から検査をするのでリスクが少ないとされます。

染色体異常の検査は、異常がある確率が分かるのであって、異常を確定するものではありません。また、陰性であっても染色体異常があることもあります。

どちらにしろ、妊婦さんの精神的負担はかなり大きいものです。検査を受けるかどうか、その結果をしっかり受け止めるにはどうしたらよいか、夫婦でよく話し合って決めるようにしてください。

このように、高齢出産で年齢が40代にもなると色々なリスクが若い頃と比べて高くなります。しかし、何の異常も無く正常に出産している人も多くいます。

自信を失わずにリスクを最小限にして出産する準備をしていきましょう。

この他、高齢出産について詳しい情報は高齢出産で、妊娠したい人向けの話題は妊娠したいでまとめています。読んでみてください。

妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。

高齢出産で二人目のリスク

高齢出産で二人目のリスク

高齢で二人目を出産するリスクは、初産婦の人と変わらないと言われています。合併症のリスクは低くなりますが、染色体異常など年齢に関するリスクはほぼ同じです。

高齢という現実を受け止めて、自己管理を徹底して元気な赤ちゃんを出産できるようにしましょう。

妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。

日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。

詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。

妊娠前・初期に絶対必要な葉酸
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失敗しない!葉酸サプリの選び方
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高齢での出産リスク

高齢での出産リスク

高齢になると卵子や精子の染色体異常の割合が増えて流産などのリスクが高まります。卵子の老化や加齢によるものが原因と考えられています。

リスクを減らすことを考えて、日常生活を送るようにしましょう。

高齢での出産リスク
・赤ちゃんの染色体異常。
・流産や早産のリスク。
・妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になりやすい。
・帝王切開が増える。

この次は、各項目について詳しく紹介します。まだまだ続きます。

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●赤ちゃんの染色体異常。
卵子は年齢が進むと老化していくことが分かっています。卵子が老化すると染色体に異常がある卵子の割合が増えていきます。卵子に異常があれば赤ちゃんへも影響が広がります。

染色体異常は、二人目出産でもリスクは変わらないとされています。染色体異常の割合は、妊婦さん全体で約0.1%ですが、35歳になると約0.3%、40歳では約1%まで上昇します。

●流産や早産のリスク。
染色体異常があると、妊娠を継続できずに流産したり早産になったりするリスクがあります。厚生労働省の調べによると40歳以上で出産できる確率は約2%だそうです。

流産率は、35~39歳の妊婦さんで19.7%、40歳から44歳では40.8%と高い数値になっています。40歳以上はリスクが高い傾向があります。

●妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になりやすい。
35歳以上になると生活習慣病である糖尿病や高血圧を持った人が増えてきます。これは妊婦さんでも同様で、妊婦さん特有の病気である妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になりやすい傾向があります。

特に妊娠高血圧症候群は、母子に影響が出る場合がありますが自分では気が付きにくい病気です。必ず妊婦健診を定期的に受けて早期発見・早期治療を心がけましょう。

●帝王切開が増える。
高齢になると産道が固くなったり陣痛が弱い微弱陣痛なる傾向があります。分娩が長引くと母子ともに良くないので帝王切開が選択されるされることが多くなってきます。また、産後出血も多くなる傾向があります。

もちろん、35歳以上全ての妊婦さんがこうなるわけはありません。必要以上に怖がらずに健康的な生活を送り出産に備えましょう。

高齢出産とつわり

高齢出産とつわり

高齢出産になるとつわりもひどくなるイメージがありますが、つわりと年齢には関係がありません。つわりは個人差が大きく全く感じない人もいれば、入院するほど重くなる人もいます。

つわりが起こる原因はよく分かっていませんが、つわりを上手く乗り切って出産へ準備していきましょう。

この他高齢出産に関しては高齢出産で、妊娠全般については妊娠したいにまとめました。参考にしてください。

妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。

高齢出産のリスク

高齢出産のリスク

高齢出産のリスクは、25歳から34歳までに比べて高まります。35歳以上でも2人目以降の出産になると合併症のリスクが低くなります。

しかし、染色体異常や流産などのリスクは初産の妊婦さんと変わらないので注意が必要です。

妊娠前・初期に必要な葉酸

妊娠前と妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である神経管閉鎖障害のリスクを低減できることが分かっています。

日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。

妊娠前・初期に必要な葉酸
妊娠前・初期に必要な葉酸

高齢出産は何歳から?

高齢出産は何歳から?

高齢出産は35歳以上で出産する妊婦さんをこう呼びます。高年出産とも呼ばれ、35歳以上で初めて出産を迎える妊婦さんを高年初産婦と呼びます。

近年の晩婚化の影響で35歳以上の妊婦さんが増加してきています。ですが、リスクが変わらないので、しっかりと対応していくことが必要になってきます。

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妊娠中・出産のリスク

妊娠中・出産のリスク

高齢出産と呼ばれる35歳以上の妊婦さんには妊娠中・出産のリスクがあります。若いときと比べてリスクが高くなっているので、主治医と相談して対応するようにしましょう。

妊娠中・出産のリスク
・流産や早産のリスクが高くなる。
・妊娠高血圧症候群になる傾向がある。
・染色体異常の割合が多くなる。
・子宮口が固くなる。
・帝王切開になる率が高い。

●流産や早産のリスクが高くなる。
年齢を重ねると流産や早産になる確率が高くなっています。これは卵子や精子の状態や良くなく妊娠を継続できないことがあるためです。

日本産婦人科学会に資料によると40歳以上の流産率は40%以上になるというデータもあります。実際厚生労働省も40歳以上の妊婦さんが出産できるのは100人に2人というデータも発表しています。

高齢出産で40歳以上になると妊娠を継続していくことは非常に難しいといえます。

●妊娠高血圧症候群になる傾向がある。
一般的に年齢が進むと高血圧や肥満、糖尿病のリスクが高くなっていきます。妊娠中でも妊娠特有の妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になりやすい傾向があります。

特に妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)は、ママ・赤ちゃんともに命に関わる病気で本人が気が付かないうちに重症になっていることもあるため、しっかりした管理が必要になってきます。

妊娠高血圧症候群にならないためにも、定期健診は忘れずに受けるようにしましょう。

●染色体異常の割合が多くなる。
人が年を取っていくように卵子や精子も老化していきます。卵子は生まれたときから数が決まっていて、長い間に環境の変化の影響を受けて質が低下していきます。精子は新しく作られていきますが、こちらも染色体異常があるときがあります。

異常がある卵子と精子が受精すると、受精卵にも異常があることがあります。染色体異常になる確率は、妊婦さん全体では約0.1%に対して40歳以上では約1%に上昇するなどリスクが高まってきます。

●子宮口が固くなる。
特に35歳以上の初産婦は、産道が固くなる軟産道強靱や微弱陣痛になりやすいと言われます。産道が固くなるとお産の妨げとなるのでお産の時間が長引く原因となります。

長い分娩時間は、ママや赤ちゃんにもよくないので帝王切開を選択することが多くなっています。

●帝王切開になる率が高い。
上でも説明しましたが、軟産道強靱や陣痛がつきにくくなるため、分娩時間が長くなる傾向があります。陣痛促進剤なども効きにくいことがあるのでリスクを回避するために帝王切開が選択されます。

自然分娩では危険があると判断されるので、自然分娩を希望する人は担当医と十分に話し合うことが大切です。

今は医学も進歩しているので、高齢出産にリスクがあると言って過度に心配する必要はあります。病気の早期発見と早期治療を行うことが大切です。

高齢出産全般については高齢出産でまとめました。妊娠に関連する話題は妊娠したいで説明しています。参考にどうぞ。

妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。

高齢出産

高齢出産

高齢出産は、若い人と比べるとリスクが高くなっています。妊娠しても継続できないことも多くなっています。出産や妊娠中にもリスクが高くなっていますので慎重に対応するようにしましょう。

年齢が進むほど妊娠しにくくなりますので、妊娠していない人は今すぐ妊活を始めてください。

高齢出産は何歳から?

高齢出産は何歳から?

日本産婦人学会によると35歳以上の初産婦と定義されています。つまり、35歳以上が高齢出産と呼ばれることになります。以前は30歳以上の初産婦が高齢出産の対象となっていましたが、現在はリスクの高い35歳以上を指すようになっています。

高齢出産の場合は、とくに初産婦(初めて子供を産む人)のほうがリスクが高くなることが知られています。

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高齢出産のリスク

高齢出産のリスク

高齢出産のリスクは、妊娠する前と妊娠したあとの二通りがあります。どちらも若い人35歳以下の人と比べてリスクが高くなっています。

加齢による妊娠のリスク(女性因子)
1.形態学的異常のリスクの増大
(卵管炎,子宮筋腫,子宮内膜症等)

2.間脳・下垂体系の老化による排卵機構の障害

3.卵巣の加齢による変化
1) 卵の質の低下
2) 顆粒膜細胞の機能低下
3) 卵の染色体異常の増加

4.子宮内膜の胚受容性低下

年齢を重ねると卵子の質が低下していき、卵巣の機能も低下します。また、卵管炎や子宮筋腫など婦人科疾患が増え妊娠しにくくなっています。このような病気で生理不順を伴っていることも。

妊娠に関係するホルモンを管理している視床下部や下垂体に異常がある場合もあって、ホルモンバランスが崩れて妊娠できないこともあります、

妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。

日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。

詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。

妊娠前・初期に絶対必要な葉酸
妊娠前、妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。

葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。

失敗しない!葉酸サプリの選び方
失敗しない!葉酸サプリの選び方


妊娠前のリスク
・妊娠率が低い。

35歳を過ぎると、卵子の老化が加速して著しく妊娠率が低下していきます。現在の医学では卵子の老化を止めることができません。妊娠したいなら早く妊活を始めることが大切となります。

妊娠できない人の問題点として

1.月経周期の異常
1) 月経周期における卵胞期の短縮
2) 黄体機能不全
3) 無排卵性月経

2.卵巣刺激に対する反応性の低下

3.体外受精の治療成績の不良
・キャンセル率の上昇
・採卵数の減少
・移植胚数の減少
・着床率の減少
・妊娠率の減少
・流産率の増加

などがあります。

高齢出産と呼ばれる年齢になっている人は不妊治療を受けているケースも多いのですが、40歳を超えてからの妊娠率はかなり低いものとなっています。

参考:日本産婦人科学会:4)高齢不妊婦人の問題点 卵巣機能不全

妊娠後のリスク
・早産・流産する率が高い。
・染色体異常が増加する。
・妊娠高血圧症候群になりやすい。
・糖尿病や肥満といった生活習慣病を合併することがある。

高齢の場合は、35歳以下の人に比べて早産や流産する確率が高くなっています。流産する原因は染色体異常が最も大きな要因となっています。これは老化した卵子と精子が受精するために起こることも原因の一つと考えられています。

この結果からも、不妊治療を始めるには遅くとも40歳、可能なら35歳までに始めることが大切です。

高齢妊娠は妊娠高血圧症候群になりやすいリスクもあります。適切な血圧管理が必要になってきます。合わせて減塩するなど食事指導も行われることが多いようです。

この年齢になると糖尿病や肥満といった生活習慣病を持っている人が多くなってきます。妊娠にあまりいい影響はないので注意が必要です。

出産のリスク
・帝王切開が多くなる。
・子宮口が固くなる。
・産後の体力回復が遅い

年齢が高くなると出産リスクが増えるため帝王切開になる率が増えてきます。ママと赤ちゃんの安全を考えて帝王切開を選択する施設があります。

自然分娩に拘っている人は、担当医師と十分な話し合いを持って意思疎通を図っておきましょう。詳しくは高齢出産のリスクにまとめました。

また、子宮口が固くなる軟産道強靱という状態になる確率が少し上がります。このようなことからも帝王切開を選択することが多くなっています。

出産後は、体力的な面から回復が遅くなる傾向があります。出産後にゆっくり静養することが大切になります。

40歳の妊娠確率

40歳の妊娠確率は、30歳のころと比べて急激に低くなっていくことが分かっています。40歳以上の人で不妊治療を受けている人も多くいますが、出産まで至る確率は2%と言う報告があります。

特に43歳以上は非常に厳しくなるので、妊活を始めるには42歳までに行う必要があります。詳しくは40歳の妊娠確率で説明しています。

高齢出産で二人目のリスク

35歳以上の高齢出産でのリスクは、初産に比べても同じぐらいリスクがあると言われています。二人目の場合は合併症のリスクは低くなるようです。結婚する年齢が高くなってきているので高齢出産する人が増加傾向にあります。

リスクは必要以上に恐れずに、主治医と良く相談してしっかりした対策をしながら出産へ向けた準備をしましょう。詳しくは高齢出産で二人目のリスクで解説しています。読んでみてください。

高齢出産で年齢が40代

高齢出産で年齢が40代となると、20~30代前半の人と比べて様々なリスクが増えることが分かっています。35歳以上で高齢出産となるので、この年代の人は注意が必要です。

具体的なリスクとしては、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、肥満や高血圧、早産、子宮筋腫や肥満、子宮筋腫などがあります。

これらのリスクを予防するには、

・軽い運動を行う。
・塩分や糖分は控える。
・カロリーを取り過ぎない。
・ストレスを溜め込まない。

などの対策が必要になってきます。

この年代になると、元々糖尿病や高血圧、肥満といった成人病を持っている人も多くなります。このようなことも高齢出産のリスクとなります。

この他にも、年齢を重ねるごとに染色体異常を持つリスクも増えていきます。羊水検査やクワトロ検査(母体血清マーカー試験)で染色体異常の可能性も検査できますが、結果をしっかり受け止めるために夫婦で良く話し合っておくことが大切です。詳しくは高齢出産で年齢が40代で解説しています。

出産年齢の平均

出産年齢の平均は、年々上昇傾向をみせています。平均は、昭和50年に25.7歳だったものが平成7年に27.5歳と高齢化して平成20年には29.5歳となって平成23年に30.1歳と30歳を超えるようになっています。

出産年齢の平均が上がる理由として、初婚年齢の高齢化があります。結婚することが遅れることで出産する年齢も上がってきています。

出産年齢が上がると、高齢出産が増えることになります。一般的に35歳を過ぎると高齢出産となりますが、高齢出産には色々なリスクが増える
ことが知られています。

高齢出産のリスクとして、流産のリスクが増える、染色体異常の増加、帝王切開が増える、子宮筋腫や妊娠高血圧症候群のリスクが増えるなどがあります。

これらのリスクを十分に理解して出産に備えることが必要です。詳しくは出産年齢の平均で説明しています。

この他妊娠に関連する情報は妊娠したいに掲載しています。

妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。

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